2014年4月28日月曜日

プレゼント

今日、無性に喉が渇く。昨日観た「喜劇 特出しヒモ天国」の芹明香のせいかもしれない。芹明香を「軟体動物」のよう、と呼んだのは蓮実重彦だったか。映画開演早々、酔っ払って舞台の上をフラフラ、クネクネしながら気を失ってしまい、おしっこを漏らし、舞台と客席の狭間に滑り落ちてしまった。それを上から撮ったカットが忘れられない。ラストの強い目つき・視線は、護送車の金網をすり抜け、スクリーンをすり抜け、観ている者の持つ境界を揺らすようだった。

北九州市民映画祭、森崎東特集は最高で、「ニワトリはハダシだ」も素晴らしかった。強迫観念のように「水」が映画の中に表れてくるけど、それはやはり終戦の翌日に海辺で割腹自殺を遂げた兄の影響なのだろうか。(ちなみに、同じように磯崎新も「水」にこだわる。先祖が、洪水により一日にして沈んでしまった島の出身らしい)

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昨夜、夢の中。プールの中の大きな岩(2m長、二つ)を布で覆い紐で巻き付けるのに、どういうやり方が良いか思案している。一旦その場を離れ戻ってみると、以前の恋人がそれをやってくれていて、紐をちょうど結び終えるところだった。自分の考えていた巻き方とは違っていたけど、紐を斜めに渡らせ、上手く結べている。一見クッションのように見えるが、飛び込んでぶつかると岩なので注意、と思う。

2014年4月21日月曜日

夢のほうが主になりがち、というより、夢の中のほうがたくさん「他人」と付き合っていて、ある充実がある。

最近、フィルムの一眼レフカメラを買った。今のところ「重い」以外の感想はない。

4月25日の13時からNHK BSプレミアムで、ロベール・ブレッソンの「ラルジャン」が放映される。「風立ちぬ」を観て思い出した映画で、小川を渡ったあたりから特に注意して観ようと思う。赤い血の広がりを観ること。

2014年4月19日土曜日

また…

また「間違えるために目が覚める」。
と、今朝目が覚めた時に浮かぶも(かっこの位置も含む)、二度寝したので違っているかもしれない。見た夢から取り出したものだろうけど、昨夜見た磯崎新「都市ソラリス」展のシンポジウムの映像から繋がっていると思う。(ICC HIVE シンポジウム「都市ソラリスへ」、Youtube 「もうひとつの都市ソラリス」展のトーク[2][3])夢の中のほうが主になりがちだな。

最近読んだART iTのヒト・スタヤルのインタヴューでも同様の関わりを持つ話をしていて、スクリーンから現実へ移動すると鼻を骨折してしまう、というところは興味深く、北野武の事故や映画のことを思い浮かべたりした。

あとは、よく聴いているMonjuの「Innervision」。

2014年4月17日木曜日

面取

美術館に企画展を見に行くと、そのチケットで常設展も見ることができ、そちらのほうが興味深かったりする。最近は、わからないながらも古美術品も見るようになった。

野の花は野の花 青花草花文面取瓶 東洋古美術名品紹介
http://www.n11books.com/archives/38166234.html

この記事に批判的に書かれていることは気になるところで、柳宗悦の「民藝」やそこに群がる人たち(つまらない人も多いと思う)、政治性、国威発揚へ繋がってしまうことにも注意したい。

Twitterで見かけて気になった、桑原甲子雄撮影の濱谷浩の写真。



2014年4月12日土曜日

雑草を育てる

図書館で本を借りる時、ほとんどいつもリクエストして他館から取り寄せてもらうんだけど、大体読み終わらないまま返している。今回もそうで、仕方ないので気になる部分だけピックアップしてコピーした。ジャン・プルーヴェの家と家具に、いいな、と思うものがいくつか。

ハーブの種を植え、芽も出て順調に育っているんだけど、その中に雑草だか、古い土に混ざっていた種が発芽したものだかが混ざっているっぽい。判別不能なので一緒に育てます。




この本もちょっと見てみたい。
http://andthings.exblog.jp/19456063/