2015年12月8日火曜日

壊される家

左は自分が撮った写真で、右は大辻清司「壊される家(9)」
先日、大辻清司についての講義を13時から19時までやる、というのを知って、大日方欣一さんの授業にもぐりこんだ。おおよそ年代順に、未発表の写真なども見れて面白い。「人間と物質」展の写真は今まで見たことがないものですごく良く、もっと見たかった。大日方さんは大辻清司のネガを保管しているらしく、おそらく投影している写真の多くはネガからスキャンしているもので、きれいに見えて良い。「この写真を気に入っていた」「この女の子は後にダーツの世界2位」「これはうどんをからからに乾かしたもの」など、有用無用にかかわらずめったに聞けないような話もたくさんあった。「無言歌」の撮影場所の話も興味深かった。大辻清司の写真では「壊される家」が気になっていて、いつかプリントを見てみたい。 大日方さんは榎倉康二についてもよく書いているので、また榎倉康二についての講義があればもぐりこみたい、ツイッターなどで告知して欲しいと思うも、それを学外者がリクエストするのは虫が良すぎるかな、と思い、話しかけず帰ってしまった。

フィルムの現像を10本まとめて出すと送料が無料になるので、ずっと貯めている。やっともうすぐ10本目を撮り終わるんだけど、一気にたくさん写真が来ても大変なので3〜5本くらいで現像に出したほうが良い気がする。