2011年12月8日木曜日

その2

木下美紗都のそれからの子供。

瀬田なつき監督の彼方からの手紙を見て、彼女の歌、音楽に魅せられ、すぐさまファーストアルバムを購入しました。以来ファンです。それからの子供は、蓮沼執太フィルのプレイヤーを交えてのセカンドアルバム。
このアルバムの中のセーラー、という曲が特に気に入っています。銃はひとりでに暴れだす、と歌うところで、ぐっと集中し緊張するように思う。これは、映画の中に銃を持った人物が現れるのと同じ効果だ、と感じました。言葉とそのイメージ、音がはなればなれになっていない。せめぎあい、認めあっているよう。
ライブもとても素晴らしかったです。発熱(傾斜していく心に 冷蔵庫の音が混ざる、という歌詞がある)、という好きな曲も聞けたし、それに続く曲は前述したセーラーで。感動しました。スチャダラパーの彼方からの手紙のカヴァーも楽しかった。
今年一番のアルバムです。おすすめです。

ライブの帰り、見に行って良かったなあ、と良い気分でいたんだけど、電車で寝てしまい、駅を降り過ごしてしまい…見知らぬところへ放り出されてしまいました。線路づたいに家を目指そう、と歩き出すも、住宅があったり田んぼがあったりで上手く行かず、遠回りをしたり線路の上を歩いたりしながら、なんとか二駅ぶん歩きました。へとへとのところ、24時間営業のファミレスがあったので、入店。コーヒーをおかわりしながら、朝まで本を読み、過ごしました。その日は、せっかくの一日が台無しになってしまったな、と残念に思っていたけど、今となっては良い思い出です。夜はけっこう明るい。

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