2017年7月14日金曜日

毎年仕込んでいる梅シロップ、今年は「そんなにどうするの」というくらい大量(梅17キロ)に作ったので、毎日炭酸で割って飲んでいる。昨日、ルイボスティーに混ぜて飲んでみるとリプトンの甘いピーチティーに似た味になった。おいしいけど、それぞれ体に良さそうなものがコンビニに売っているものの味になるのは変な感じ。

2017年7月9日日曜日

ツバメのヒナ

昼頃、ツバメのヒナが巣から落ちている、と母から呼ばれる。巣のまわりに数羽ツバメが来ており騒がしく鳴いている。巣の下の、糞よけの段ボールの上で弱々しく動いているヒナ。保護し、少し元気になるまで世話をすることを考えるも、巣に戻すことにする。使い捨てのビニールの手袋をし、下に敷いていた新聞紙の端を浮かせヒナを転がすようにして手のひらへと運ぶ。脚立に登り巣に手を伸ばすと、巣に別のヒナがいるのが見える。ヒナが驚いて落ちてしまうこともあるようで、それを心配しながらも何とか巣に戻してやった。
数時間後様子を見に行くと、再びヒナが落ちており、もう体は動いていなかった。ビニールの手袋をし、今度はそっとつかむようにして手の上へ(さっきはつかむのに力が入りすぎるの怖かった)。糞が落ちずにお尻についていたので取ってやった。庭の梅の木の根元に埋めることにする。
埋める前に写真を一枚撮ろうと思う。ビニールの手袋、巣に戻す際は極力雑菌がつかないようにするためのものだったけど、今ファインダー越しに左手、ビニール、ヒナと重なっているのを見ると、ヒナを「離している」気持ちになり、何か違うような感じがする。悩みながらも一枚写真を撮り、それからまだ少し考える。フィルムのカウンターは38と一番端で、次が最後の一枚(半端に写るか、写らない可能性もある)。手袋を脱ぎ、ヒナを直に手のひらに載せると冷たさをわずかに感じた。シャッターを切る、フィルムの巻き戻しが始まる。ジーと音を立てるカメラを地面に置いて、ヒナを木の根元の穴へ。小さな体に小さな穴、埋めるのもあっという間だ。枝、棒がないかと周りを見わたすも、ちょうど良いものは無かった。代わりに透明のビー玉が落ちていたので、土の上に置いた。