2011年8月28日日曜日

今日もハルーン・ファロッキの映画を観に。観た三本とも質実で力強い、素晴らしい作品だった。まなざしに、ある美しさが漂うようだった。(中でも"この世界を覗く"が一番興味深く、面白く観れた)

2011年8月21日日曜日

階段はロシア語で女性名刺

今日は、心待ちにしていた木下美紗都さんのインストアライブに行きました。音楽からとんでみる以来、二度目。
歌う一曲一曲に、それぞれ一曲一曲のための気持ちを集めて歌っているような印象があった。はじめの緊張がある声・演奏も、そのあとのグルーヴのある演奏も、ほんとに素敵だった。
次は、9/25、代官山にてアルバム発売記念ライブ。サンガツと二組で出演というのも良いな。(木下さんはサンガツにあこがれ、HEADZにデモを送ったそうです)
http://www.faderbyheadz.com/


その後は早稲田松竹へゴダールの、映画史 選ばれた瞬間、ゴダール・ソシアリスムの二本立てを観に行きました。
映画史 選ばれた瞬間、ゴダール・ソシアリスムの順で、並べて観られて本当に良かった。さらに一昨日観た、右側に気をつけろから続きで観られたのも良かったです。
(映画史 選ばれた瞬間は2005年に映画史を再構成して制作され、そしてゴダール・ソシアリスムも2005年より構想をあたためていたもので、すぐ隣でつながっている近しい二作。また右側に気を付けろとゴダール・ソシアリスムはともにソニマージュ(映像/音像詩とでも言うのかな、ソン=音、イマージュ=映像)と言われるもの。それに加え、右側に気をつけろはジャック・タチへのオマージュで、ゴダール・ソシアリスム第一章の黄金の話はジャック・タチから聞いた話)

ゴダール・ソシアリスムは、皆観たほうが良いです。(映画館で映像を目に入れて、音を耳に、体に当てて、この映画を体験するのが良いと思う)明日も朝から観に行こうかと思っている。


ゴダール・ソシアリスムを観ていて、木下さんの新しいアルバムのタイトル、それからの子供、とゴダール・ソシアリスム第二章の子供たち(その後の子供たち)は関係があるように思えました。
見に行きたい映画のメモです。

〜8/19
ブレッソン ラルジャン バウスシアター
8/18〜8/20
ゴダール 右側に気をつけろ 下高井戸シネマ (8/19見に行きました)
8/20〜8/26
ゴダール ゴダール・ソシアリスム 早稲田松竹 (8/21見に行きました。映画史、ゴダール・ソシアリスムの順)(8/22見に行きました。2回ずつ)
8/23〜8/27
ファロッキ 特集上映 アテネフランセ(8/25見に行きました。この世界を覗く-戦争の資料から)(8/27見に行きました。監獄の情景/隔てられた戦争)
8/25
瀬田なつき あとのまつり オーディトリウム渋谷
9/2
ペドロ・コスタ あなたの微笑はどこに隠れたの? オーディトリウム渋谷
9/3〜9/16
ソフィア・コッポラ SOMEWHERE/ロスト・イン・トランスレーション 目黒シネマ
9/4
ジャン=マリー・ストローブ 特別上映 オーディトリウム渋谷
9/4・9/8
瀬田なつき あとのまつり ユーロスペース
9/9〜9/16
ガレル、ゴダールなど 世界の映画作家たちpart2 新文芸座
9/10〜9/25
デプレシャン、スコリモフスキ、ガレルなど 第15回カイエ・デュ・シネマ週間 日仏学院
9/13〜9/18
グリフィス、ムルナウ、ドライヤーなど シネマの冒険闇と音楽2011 東京国立近代美術館フィルムセンター
9/17〜10/15
ヘルツォーク 特集上映 下高井戸シネマ
10/17〜10/29
ブレッソン 特集上映 下高井戸シネマ

2011年8月19日金曜日

個人的抽象

ラテンアメリカ文学のアンソロジーを読了。
お目当てのフェリスベルト・エルナンデス"水に浮かんだ家"と、アドルフォ・ビオイ=カサーレス"パウリーナの思い出に"が素晴らしく良かった。

"パウリーナの思い出に"より
何年ものあいだ、ぼくはその夕方のことを思い出した。その後の孤独な日々よりも悲しい別離のときのほうが、パウリーナとともに過ごせたせいで、まだしも慰めが見いだせたので、あれこれ思い返しては、何度もそのときを生きたのだった。

あとがきより
「ビオイ=カサーレスのテーマはコスミックなものではなく、形而上学的なものと言えよう。つまり、肉体というのは想像上のものでしかなく、われわれはその幻影の圧政下に生きているのである。そうした中で、愛は特権的な認識であり、愛を通してわれわれは世界の現実だけでなく、自分自身の現実をも全体的、かつ明晰に把握することができるのである。つまるところわれわれは影を追い求めているにすぎないのだが、そのわれわれ自身もまたじつは影でしかないのである」(O・パス)

2011年8月11日木曜日

God Destroyer


God Destroyer良いです。少しGareth Hardwickのようなドローンアンビエント。
http://destroygod.blogspot.com/

2011年8月7日日曜日

explain

Brücke Lückeのサイトに、explain、説明する、というページを作りました。
https://sites.google.com/site/bruckelucke/

読んだもの、
ハーマン・メルヴィルの代書人バートルビー、アルフレッド・ベスターのコンピュータ・コネクション、アントニオ・タブッキの雲、佐々木マキのうみべのまち。

ペーター・ハントケの戯曲、カスパーを買った。
Stomachache.のTシャツを注文した。

red riverの投稿がどれも気になる。面白いです。
http://bytheredriver.blogspot.com/

2011年8月1日月曜日

8月のカレンダー、予約番号は05559897です。セブンイレブンのマルチコピー機でネットプリントを選択、予約番号を入力し、印刷する。期限は8/8まで。https://sites.google.com/site/bruckelucke/