2009年11月28日土曜日

11月


以前このブログにも書いた、mark borthwickのポラロイド写真の展示、そのポラロイド写真の販売ページが出来ていたので、載せます。
http://gallery.lammfromm.jp/index.php?main_page=index&cPath=2_48&sort=20a&page=2

女の人が岩の上に座っている写真(untitled #22)が欲しいんです。
この人、サムサッカーのお母さん役の人に見えるんだけど、違うかな?

mark borthwickは、Parcoのギャラリーで始まっている展示にも参加していますね。
SHOOT
そうそうたる作家たち。Nan Goldin、Stephen Shore、Wolfgag Tillmansなど、実際に見てみたかった写真家が参加しています。

楽しみだけど、でも、こういうキュレーションの展示って、面白くなかったりする。
カルチャーを突きつけられる、というか。そういう気持ちになると、作品自体の輝きは隠れて、見えにくくなったりするかもなぁ。

2009年11月25日水曜日

失敗作の話

失敗作は本物人間にあこがれている。近ごろ週末に、本物人間と会っている。
本物人間が側にいて、本物人間に近づけたよう。それとも、始めから本物人間だったのか。

ふと手をひかれ、またもとの暗い部屋。一人ベッドに横になっている。
本物らしく思えたけれど、よくわからない。

失敗作が泣いている。失敗作の人間だ。

2009年11月23日月曜日

距離にこんにちは

今日はおかしな日だ。朝はバラバラになりそうな気分で、それから一日を過ごすと良い日で、さっきから、二時間くらい前からずっと今まですごく嫌な気持ちがする。あぁ、本当に嫌だな

2009年11月5日木曜日

いつのまにか外、雲を見ていたの

という歌詞の曲があって、好きな1000s of catsのrippotaiという曲です。

アメリカではお墓参りをする習慣があまりないそう。墓地は静かにもの思いにふけるのにいい場所だ、とある作家が言っていました。
作家とその旦那さん(旦那さんも作家)のお墓に墓石が建てられる前日、夫の場所から草をちぎり、自分の場所から草をちぎり、それをくわえて寝そべって過ごしていたら、そのうち、じきに死や生のことなどすっかり忘れて、ただぼんやりと空を眺めていたそうです。そして、ふと気づいたら草を呑み込んじゃっていた、という話。

自分にとっては、この話とrippotaiは、同じような空気だなあ、と思う。ぼんやりして、どこにもついていない宙ぶらりんな感じ。
前にも書いたけど、世界から抜け出してしまったような感じがします。


立方体 知る前に 二人は流れたの 信じるものは何なの また雲流れたの
踏んでしまったらもう もどらないの いつのまにか外 雲を見ていたの
立方体の前なら まだ伝えられるの あなたの知ってた 花の名前教えてよ
踏んでしまったらもう もどらないの いつのまにか外 雲を見ていたの 雲を見ていたの