2011年11月17日木曜日

その1

今年よく聴いたアルバム、印象に残ったアルバムを紹介します。

まずは、The Caretakerの"An Empty Bliss Beyond This World"。

古いSP盤のレコードの楽曲を編集し、効果を加えた作品。効果の加え方がいつもよりも穏やかで、気持ちよく聴けます。古くささも最近ぽさもあり、独特のムードがある。

続いて、A Winged Victory For The Sullenの"A Winged Victory For The Sullen"。

Stars of the LidのAdam Wiltzieと、ピアニストDustin O’Halloranによるプロジェクト。別プロジェクトではあるけれど、これまでのStars of the Lidのアルバムと同等に扱っていいアルバム。気分によっては、ピアノの叙情性がやや気になる嫌いがあるかも。
Steep Hills Of Vicodin Tearsという曲の、Vicodin、って何だろう、と思い調べてみると、アメリカで処方されている鎮痛剤で、ドラッグとしても扱われているもののようです。マイケルジャクソンはこの薬を過剰に服用していたみたい。日本にもいつか入ってくるのでしょうか。

2011年11月16日水曜日

VON SONO summer 2012

VON SONOの2012年、夏の服。page2の一枚目のこれなんて、すごくきれい。いいな。

幾何学的な模様をプリントした生地は、Jonathan SaundersやAnntianのようであまり目新しさを感じないし、自分の好みでもないけど(でも、ものによってはいいかも)、シンプルなものはいいな、と思うものが多い。グレーの帽子、ああいうの欲しいな。

久しぶりに昔のものを見返したけど、winter 2005など、写真も含めて好きです。
(VON SONOはBLESSとCosmic Wonderの中間のよう)

VON SONO
http://ingds.homeip.net/vonsono/


ジグソーパズル、完成しました。

2011年11月14日月曜日

ジグソーパズル

まだ少しだけだけど、ジグソーパズルを組み立て始めた。紺色にグレーのスプレーが吹きつけられたもので、特に模様も無いので、ちょっと難しいです。周りから作り始めて四辺がつながったんだけど、真ん中の空きかたが何だか不格好です。ひとつの島を大きくしていくように作ればよかったかな。そんな風に、途中のかたちも楽しみながらやっています。

2011年11月12日土曜日

2011年11月4日金曜日

セットリストにない曲

先週、1000s of catsのライブを見に行きました。
1曲目は立方体。足下にあったセットリストには書かれていなかったのだけれど、聴けてうれしいな、と思っていたら、終わった後に「草野くんが来たから演奏した」と言われました。感激。
1000s of catsのライブは今月の20日にもあります。shipyardsや恋はもうもくも出演します。
http://www.1000sofcats.com/

写真をたくさん撮りたい、と思っていたけど2枚しか撮らなかった。フラッシュを使うと邪魔になるかな、と考えたりして、いつもあまり撮れないです。

また、この日はいろいろと展示を見て回りました。Rathole GalleryへThea Djordjadzeを、Ando GalleryへRicarda Rogganを、YUKA TSURUNOへTim Barberをそれぞれ見に行きました。歩き疲れた。
この中ではRicarda Rogganが印象に残っているかな。今回のTim Barberの写真は、Yashica T4で撮ったものだそう。花代の展示も見たいと思っていたけど、場所を間違えました。hiromi yoshiiではなくhiromi yoshii roppongiだった。

ワン・ビンの「名前の無い男」と、アピチャッポン・ウィーラセタクンやペドロ・コスタも共に参加しているオムニバス映画、「世界の現状」を観に行きたいです。「名前の無い男」は絶対に観に行ったほうが良い予感がある。

コピュレイション・アンド・ミラーズ・アー・アボミナブル

廊下の遠い奥から、鏡がわたしたちの様子をうかがっていた。(深夜には避けられない発見だが)わたしたちは鏡には妖怪めいたものがあることに気づいた。そしてビオイ=カサレスが、鏡と交合は人間の数を増殖するがゆえにいまわしい、といったというウクバールの異端の教祖の一人の言葉を思いだした。

ビオイが思いだしていったのは、交合と鏡はいまわしい、だった。『百科事典』の文章ではこうである。それらグノーシス派に属するものにとっては、可視の宇宙は、幻想か、(より正確には)誤謬である。鏡と父性はいまわしい、宇宙を増殖し、拡散させるからである

ボルヘス - トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス