2015年9月9日水曜日

過剰な「すいません」を浴びて疲れる。
「すいません」で満ちている状態が普通になっていないか。それを普通と、何とも思っていない人の多さを恐ろしいと思う。常にそんな状態だからこそ、ひと度弱みを見つけると一斉に攻撃をし、自分が上に立ってやろうとするのでないか、と最近考えた。

耐震偽装事件の姉歯さんのことも思い出す。「姉歯」という名前のキャッチーさも相まって、テレビでの騒ぎ方、あるいはネタにされ方は非情だったと思う。根っこのもっと悪い部分は追求されず、枝の先の方ばかり攻撃しているように見えた。今の五輪エンブレムデザインの件も同じように感じる。その先に人の体が宙に放り出され、落下し、車の屋根を突き破って亡くなってしまうようなことが起こりうる。悲しい事件で忘れられず、時々思い出す。

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